蕎麦切り ほしの

キリっと角が立つ細めのお蕎麦を
趣向を凝らしたつけ汁で味わう

相模大野駅からほど近い、銀座通りの一角にひっそりと佇む「蕎麦切り ほしの」。北海道蘭越町産のそば粉を使用した手打ちの二八蕎麦は、均一に細くキリっと角が立っていて、しなやかなハリやコシのある食感が特徴です。一番人気は「くるみせいろ」（880円）。蕎麦つゆとペースト状にしたクルミを合わせたつけ汁へ蕎麦をくぐらせればとろりと絡み、クルミのコクと香ばしい風味を堪能できます。冬季（11月中旬～12月末まで）限定の「牡蠣せいろ」（1,500円）は、牡蠣が入った旨みたっぷりの温かいつけ汁が人気の一品。生牡蠣にそば粉をまぶし焦げ目を付けてから煮込むことで、牡蠣にしっかりとつゆが染み込み、噛み締めた瞬間に口の中でジュワッと広がります。また、蕎麦前や日本酒が豊富なのも魅力。「板わさ」（440円）や「出汁巻き玉子」（770円）などお酒のあてにぴったりのメニューがそろいます。お酒を嗜んだあとの最後の締めとして蕎麦を食べる人が多いことから、蕎麦つゆはすっきりとした味に仕上げているのだとか。ランチでサラッとお腹を満たしに、夜は大人の粋な“蕎麦屋飲み”を楽しみに、訪れてみてはいかがでしょうか。

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国分寺そば

職人の心意気を感じる
挽きたての新鮮なお蕎麦

史跡・相模国分寺跡地の前に店を構える「国分寺そば」。オーナー自らが現地に足を運び厳選した玄蕎麦を使用しており、磨いて石を抜き、数を揃え、殻を剥いて挽くまでの工程を全て店内で行っています。挽きたての新鮮な蕎麦は、しこしことした弾力のある食感。冷たい蕎麦つゆの出汁には宗田かつおと本節、温かい蕎麦つゆは宗田かつおと鯖節で出汁を取ることで、深いコクを生み出しています。一番人気は「天せいろ」（1,760円）。農家から直接仕入れた旬の野菜を揚げたてサクサクで楽しめます。お店のイチオシは「鴨せいろ」（1,485円）。厚切りにしたボリューミーな鴨肉は、焼いてからつゆに投入することで上質な脂が溶け出し、濃厚な味わいを堪能できます。また蕎麦と合わせて注文したいのが、店内で手作りされた豆腐メニュー。とろっとなめらかな湯葉が乗せられた「手作りやっこ豆腐」（550円）や「生湯葉刺身」（550円）など、作りたてを楽しめるのが魅力です。食後のデザートには「そばソフトクリーム」（550円）を。和の趣を感じる内装にジャズが流れる空間で、手作りにこだわった職人の心意気を感じる味をゆったりと堪能しませんか。

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あわ家 頌庵（しょうあん）

とことん素材にこだわった
蕎麦とうどんを食べ比べ

名水が湧く秦野には、お蕎麦屋さんが多く点在します。なかでも「あわ家 頌庵」は、化学調味料を使わず素材を活かした優しい味わいが人気のお店。蕎麦つゆの出汁には鹿児島県枕崎産の花鰹を使っており、香り高く上品なコクや旨みが特徴です。蕎麦には、北海道十勝産の玄蕎麦を石臼挽きにした自家製粉を使用。丁寧に手打ちされていて、キュッと締まったのど越しが楽しめます。開店当初はうどん屋からスタートしたことから、うどんと蕎麦の食べ比べを楽しめる「合盛りせいろ」（1,200円）が一番人気です。蕎麦つゆのすっきりとした味わいに比べ、うどんのつゆはいりこや昆布などから出汁を取った濃厚な風味。蕎麦を食べ終わったあとは、残ったつゆを透き通った蕎麦湯で割って飲み干せば身体が温まります。辛いもの好きは「からみ大根蕎麦」（950円）を注文してみましょう。キリリと辛い大根おろしがアクセントになり、蕎麦の豊かな香りを引き立てます。蕎麦と合わせて、旬の野菜を使用した「天ぷら」（900円）や油揚げがジューシーな「いなり寿司」（210円）などの一品料理もおすすめ。周辺には大きな公園や川沿いに広がる緑地があるので、自然との触れ合いを満喫したあとはお蕎麦を食べに、足を運んでみてはいかがでしょうか。

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