No.15 鶴川|まち紹介|小田急沿線情報 ODAKYU VOICE home

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No.15 鶴川

白洲次郎・正子が愛した地、鶴川。

白洲次郎・正子が
愛した地、鶴川。

起伏に富んだ丘陵地にあり、住宅地が増えたいまも、四季折々の表情が楽しめる、鶴川。ここで長年暮らしたのが、その生き方に近年注目が集まっている白洲次郎・正子夫妻です。白洲夫妻が過ごした家「武相荘(ぶあいそう)」は、二人の美意識あふれる生活だけでなく、古き良き鶴川の姿を伝える貴重な場所でもあります。凛とした空気に誘われ、秋の鶴川を散策しました。

”ほんもの“の生活を叶えた理想の地。

”ほんもの“の生活を
叶えた理想の地。

季節の草花、鳥や虫の声、竹林を通る風…都会の近くでありながら自然を身近に感じられる鶴川での暮らし。白洲夫妻も住むほどにこの地に魅せられました。本当のぜいたくとは、自分たちにとっての心地良さ。便利さのみを求めず、本質的な価値や美しさを重んじた生活は、鶴川だからこそ味わえたのかもしれません。

農村の風情を残しつつ、
若く新しい街へ。

駅から少し歩くだけで、かつて鶴川村と呼ばれていた頃の農村の雰囲気が感じられます。白洲次郎も晩年は農業に励んだといわれますが、今もこの一帯は農業が盛んで、地元で採れる作物も実に豊富です。駅周辺を行き交う学生や若い家族の姿に新しい街の息吹を感じる一方で、どこか気持ちがほっと落ち着く土地でした。

駅情報

鶴川周辺情報

鶴川の懐かしい暮らしが息づく「武相荘」

旧白洲邸 武相荘

旧白洲邸 武相荘

旧白洲邸 武相荘

重厚なかやぶき屋根の母屋と、樹齢100年を超す木々を配した広い庭。「武相荘」の名前は、武蔵と相模の境にあることと「無愛想」をもじった遊び心から次郎が付けたとか。多摩地区の養蚕農家の面影を今に伝える貴重な建物として町田市の史跡にも指定されています。

書斎

書斎

正子愛用の机や、蔵書がぎっしり並んだ本棚が、生前過ごしていたままの状態で公開されています。

奥座敷

奥座敷

着物や帯、服飾品など、正子好みの各地の織物が季節に合わせてお目見え。

囲炉裏端

囲炉裏端

秋冬は陶器や木地もの、夏はガラス器など日常生活で使った愛用品を展示。

2014年12月中旬、レストランがリニューアルオープン!

2014年12月中旬、レストランがリニューアルオープン!

昼から夜まで食事やお茶、お酒が楽しめる大人の空間が誕生。
◎ご利用の際は事前に電話でご連絡ください。

白洲夫妻プロフィール

白洲次郎
実業家。戦後、吉田首相の右腕として日本国憲法の成立に深くかかわる。日本で初めてジーンズをはき、近年「日本一カッコいい男」と注目される。

白洲正子
随筆家。日本伝統の美を追究した稀代の目利きで、骨董や工芸を愛し、多くの作家を見い出す。女性で初めて能楽堂の舞台に上がった。

詳細情報

旧白洲邸 武相荘

アクセス 鶴川駅から徒歩15分
住所 町田市能ヶ谷7-3-2
電話 042-735-5732
開館時間 10:00~17:00(入館は16:30まで)/月休(祝日・振替休日は開館)夏季・冬季休館あり
入館料1,100円 ※小学生以下の入館はできません(乳児は除く)

◎詳しくはホームページ をご覧ください。

お土産に

JAアグリハウス鶴川

JAアグリハウス鶴川

JAアグリハウス鶴川
のむヨーグルト(150ml)195円

人気は町田市の北島牧場の新鮮な牛乳を使ったヨーグルト(火・金が入荷日)。地元産の新鮮な農産物も手頃な価格でそろっています。

詳細情報

JAアグリハウス鶴川

アクセス 鶴川駅から徒歩20分
住所 町田市大蔵町438-1
電話 042-736-1346
営業時間 9:30~17:00/木休

※2014年11月1日現在の情報です。最新の情報をご確認ください。
※各店舗とも臨時休業の場合があります。お出掛けの前にご確認ください。

鶴川周辺のスポット情報