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楽しく安全に自転車デビュー ルールを学べる交通公園

「交通公園」とは、横断歩道や道路標識が設置された公園。遊びながら安全に交通ルールを学べるスポットです。藤沢にある「辻堂海浜公園」内の交通公園は、自転車の練習コースが充実しています。お子さんの自転車デビューに向けて、本番さながらの環境で楽しく練習してみましょう。

レベルに合わせたコースで安全に自転車の練習ができる

自転車の練習をするには、はじめに園内のサイクルセンターで自転車やヘルメットを借ります(貸し出し無料、補助輪付自転車が12台、補助輪なし自転車が10台)。自転車は16~26インチまで用意されているので、自転車を購入する前にお子さんに合ったサイズを把握できるのも嬉しいポイントです。小さいお子さんはまず「自転車練習コース」へ。広場のようになっており見晴らしもよく、初心者が練習しやすい環境が整っています。自転車をこぐ感覚を身につける補助輪付き自転車の練習もこのコースで行いましょう。補助輪なしの走行に慣れてきたら、次は交通ルールを覚えるための「交通安全学習コース」へ。このコースには横断歩道をはじめ、信号機、踏切、道路標識などが設置されているので、一般道路を走行する感覚で交通ルールを学ぶことができます。交通ルールをしっかり頭に入れてから練習したいなら、「金星の広場」に立ち寄りましょう。覚えておきたい標識リストを確認することができます。レベルに合わせて練習コースが分かれているので、自転車デビューも安心です。

交通の知識を深く学べる施設やイベントも実施

「交通安全学習コース」でもスムーズに走れるようになったら、「サイクリングコース」を周ってみましょう。園内を1周する550mの自転車コースで、公園の自然を感じながら親子でサイクリングを楽しめます。「チリリンスクール」という神奈川県警が実施するイベントも不定期で開催。細かい乗り方の指導やより詳しい交通ルールを知ることができるので、ある程度自転車に乗れるようになった頃に参加するのがおすすめです。また、交通公園内にある「交通展示館」には、交通安全に関するQ&Aコーナーや書籍があり、交通の知識をより深く学ぶことができます。館内にはほかにも、乗り物に関する展示や電車の運転シミュレーター、湘南エリアをイメージした鉄道模型(HOゲージ)、未就学の子どもが遊べる「子どもの遊び場」などがあり、雨の日でも楽しめるのが魅力です。

子どもから大人まで楽しめる遊具や展示も充実

交通公園には自転車の練習コース以外にも、「土星の広場」で乗ることができるバッテリーカー(100円)や、ソリを借りて芝生の斜面を滑る「ちびっこスライド」など、小さいお子さんが楽しめる乗り物が盛りだくさん。なかでも地上4mの高さを周る「スカイサイクル」(小学生以下100円、中学生以上210円)が人気。宇宙船をイメージした乗り物で、自分の足で漕ぎながら1周390mのコースを進んでいきます。天気の良い日は富士山が見えることもあるのだそうです。「自転車練習コース」の奥には、引退した小田急線の車両「わっくわっく号」(元小田急2600形クハ2658)を設置。現役時代は箱根まで走っていた車両で、長年交通公園のシンボルマークとして愛されています。国内に3台しか現存しない貴重な車両なので、写真を撮るためだけに訪れる人もいるのだとか。自転車練習の合間や練習以外の目的で訪れても、さまざまな楽しみ方で一日中過ごすことができます。

※2022年2月15日現在の情報です。最新の情報をご確認ください。
※各店舗とも臨時休業の場合があります。お出掛けの前にご確認ください。