親子で身近な食を学ぶ オギノパン工場見学|子育て|小田急沿線情報 ODAKYU VOICE home

親子で身近な食を学ぶ オギノパン工場見学

いよいよ目前にせまる夏休み。親子で食品工場見学へ行ってみるのはいかがでしょうか。普段食べている身近な食品ができるまでを知ることは、食育の一環として学びにも繋がります。迫力ある大きな機械は子どもたちに大人気。時間がたっぷりある夏休みの、楽しい学びの場としてぴったりです。そこで今回は、パンの作り方を一から見学できる「オギノパン本社工場」をご紹介します。

パンの製造工程を見て、食の知識を深める

神奈川県内に9店舗を展開する「オギノパン」。本社工場が相模原市の自然豊かなエリアにあり、直売所を併設しています。工場には見学通路が設けられており、ガラス越しにパンの製造工程を見学できます。8つに分かれるパンの製造工程の中でも印象的なのは、らせん状になった「スパイラルコンベア」という機械。焼いたパンのあら熱をとる工程で使っている巨大な機械には、多いときだと1,000個単位のパンが流れています。大型のパン屋さんに行っても見られない光景は、まるでアトラクションのよう。実際に訪れた子どもたちからも好評で、目を輝かせながら眺めているのだそうです。そのほかにも、1回で給食あげぱん約2,000個分の生地が仕込める「ミキサー」や、1時間に約4,000個のパンを焼くことができる「トンネルオーブン」など、子ども心をくすぐるさまざまな機械があります。

予約不要、無料でパンの製造工程が見学できる

見学通路への入場は、予約も料金も不要。開放されている時間内(9時30分〜17時)であれば、いつでも誰でも自由に出入りできます。通路内には、低学年の子どもにも分かりやすいようふりがな付きの解説ポスターが貼られており、工程を確認しながら歩きます。生地作り、分割、発酵、成形、焼成といったパンができあがる一連の流れを見ることで、食への知識を深めることができます。小学校の給食パンを製造する「オギノパン」がこの見学通路を作ったきっかけは、子どもたちに「普段食べているパンがどうやって作られているのか」を見てもらいたい想いがあったからなのだとか。毎年20から30の小学校が社会科見学でも利用しているそうで、子どもの食育にも一役買っているスポット。最も多くパンの製造をしているのが午前中なので、家族で見学に行く際は早めの時間帯に訪れるのがおすすめです。

直売店には子どもに人気のパンが充実

本社工場には直売店が併設されているので、パン作りの工程を学んだ後はそこで作られたパンを購入できます。一番人気の「あげぱん」(120円)は、神奈川フードバトルで2年連続金賞を受賞した自慢の一品。揚げたてで提供することにこだわっているので、一番おいしい状態で堪能することができます。一般的なあんぱんよりもあんこの比率が多い「丹沢あんぱん」(150円)も人気商品のひとつ。専用に炊いたあんこをブリオッシュ生地で包むのが特徴です。12種類あるあんこの中から好きなものを選べるので、お土産としても喜ばれます。ほかにもアイスクリームをかたどった「あいすぱん」や、可愛らしいパンダの顔が描かれた「クリームパンダ」といった、インスタ映えするかわいらしい商品も。工場見学でわくわくする機械を見て食への関心を高め、帰りにおいしいパンが食べられる「オギノパン本社工場」。夏休みを利用して、親子で訪れてみてはいかがですか?

※2022年7月12日現在の情報です。最新の情報をご確認ください。
※各店舗とも臨時休業の場合があります。お出掛けの前にご確認ください。