ポニー乗馬で子どもの感受性を豊かに

都会でポニーと触れ合える「渋谷区立代々木ポニー公園」は、季節を問わず人気のスポットです。
公園のメインコンテンツは「引き馬乗馬」と「親子乗馬」。「引き馬乗馬」は身長85cm以上の小学6年生までの1人で座れる子どもが対象で、横にスタッフがついた状態で乗馬を体験できます（1・2月と、7月～9月にかけて休止期間あり）。1人で乗馬ができたという経験は、お子さんの自信や思い出にもなるはずです。
まだ小さなお子さんには「親子乗馬」を。満1歳から3歳以下のお子さんと保護者が対象で、親子一緒に乗馬を楽しむことができます。「親子乗馬」は毎週木曜日（祝日を除く）10組のみの限定開催。参加希望者が10組以上いる場合は、チケットの抽選が行われます。
最初は怖がっていた子どもも、慣れてくるとポニーへの愛情が芽生えてきます。動物と心を通わせる体験は、きっとお子さんの感受性を豊かにしてくれます。

大人しいポニーと至近距離で触れ合う

「渋谷区立代々木ポニー公園」には、「ふれあいタイム」や「ニンジンタイム」というポニーとの触れ合い体験も用意されています。
「ふれあいタイム」は、ポニーへのブラッシングがメイン。平日は2回、土日祝日は4回行われます。ポニーは夏毛と冬毛でガラッと印象が変わるため、そうした違いを体験できるのも楽しみの1つです。
「ニンジンタイム」は家から持参したニンジンを食べさせるというもの。平日のみ、1日に15分間実施されています。ニンジンをポニーがモグモグと食べている様子に、大人も思わず癒やされることでしょう。
触れ合い体験は大人も子どもも関係なく誰でも楽しめるイベントです。ポニーを間近で見て触れる、貴重な体験になります。ポニーの近くには常にスタッフがいるため、気になったことはどんどん質問してOK。子どもの「知りたい！」を刺激し、好奇心が育まれることも期待できます。
また、馬を間近で見て子どもが泣いてしまったり、暴れてしまったりしても大丈夫。園内のポニーはしっかりと調教されているため、子どもの感情表現に動じず、どっしりと受け入れてくれます。

運動中のポニーをじっくり観察

朝9時～11時頃にはポニーが馬場で運動をしている様子も見られます。自由に走り回っていたり、じゃれて遊んでいたり、普段は見られない姿を見ることができるかも。ポニーにも人間と同じように性格があるため、じっくり観察していると個体の違いに驚かされるはずです。
また、年に数回ほど開催されるイベントも人気。代表的なイベントである「サマーフェスタ」では、ポニーのご飯作りや小屋の掃除など、普段ではできない体験ができるのが魅力です。馬の道具を使ったゲームやワークショップも行っており、スーパーボールすくいなどお祭りらしい催しも用意されています。イベントの情報は公式X（旧：Twitter）で随時配信中。雨天時の運営状況やポニーの体調不良など、公園の最新情報が配信されているので要チェックです。動物への興味がグッと深まるポニー公園に、ぜひ親子で訪れてみてはいかがでしょうか。