自然のなかで育む好奇心 町田のせりがや冒険遊び場|子育て|小田急沿線情報 ODAKYU VOICE home

自然のなかで育む好奇心 町田のせりがや冒険遊び場

「せりがや冒険遊び場」は、子どもの好奇心や冒険心を育む遊び場。土や木といった自然の素材を使った遊具や本物の工具、実際に火を使える竈(かまど)などに触れることで、自宅ではできない貴重な体験をすることができます。家族みんなで、自然のなかで思い切り楽しめる遊び場に出かけてみませんか。

のびのびと過ごせる自然のなかの遊び場

「せりがや冒険遊び場」は、地域の子どもたちが自由に遊び、世代を超えた交流ができるようにと生まれた広場。赤ちゃんから年齢を問わず子どもたちが集まり、自然のなかでのびのびと遊ぶ姿が見られます。
園内では、自由な遊びを提供する一方で、子どもたちが自分で安全を考えることを大切にしているのも特徴。たとえば、高い場所には自分の力で登れる子だけが到達できる工夫がされており、無理なくチャレンジする姿勢が育まれます。遊びのなかで避けられない「失敗」も、子どもたちにとっては貴重な学びの機会。大人が注意すべき遊具の点検や環境整備は徹底しつつ、子どもが自身でリスクを判断できるような環境はあえて残されています。
焚き火を囲むスペースがあることなどから、みんなで味噌汁や焼き芋を作ったり、子育ての悩みを相談したりと、保護者同士のつながりも生まれやすい雰囲気。保護者同士の絆が深まることで、子ども同士も仲良くなり、長く付き合いが続いていくケースも多いようです。

幅広い年代が遊べる場所

自然の地形や素材を生かした遊具が多数設置されている「せりがや冒険遊び場」。木にロープを垂らしたターザンロープや、竹のブランコ、長い距離を歩いて楽しむモンキーブリッジなど、体を使える遊具が豊富です。さらに、利用者で協力して作ったハンモックや、竹を使った秘密基地づくりも人気。端材を使って木工作ができるコーナーでは、剣や船、ドールハウスなど、思い思いの作品を作る姿が見られます。
また「せりがや冒険遊び場」ならではの体験に、本物の工具や竈(かまど)での火の使用があげられます。公園内で拾った枯れ枝を使って焚き火を楽しみ、焼き芋やマシュマロを焼く体験は大人にも子どもにも人気。また、釘を竈(かまど)で熱して釘ナイフを作る遊びも長く楽しまれているようです。こうした遊びは、子ども同士で受け継がれているもの。年齢が違う子ども同士の交流は、年上の子に憧れを抱いたり、年下の子への接し方を学んだりと、子どもを大きく成長させてくれます。
水〜金曜日には、マットを敷いたスペースも用意されているので、まだ歩けない赤ちゃん連れでも安心。おままごとや読み聞かせのスペースも充実しています。自然あふれる環境でのおままごとでは、月齢が近い子ども同士で、土と水を混ぜて遊び、想像力を膨らませながら夢中になる姿も多く見られます。

子ども主体のイベントも多数開催

子どもたちが主体的に関われるさまざまなイベントが頻繁に開催されているのも魅力のひとつ。
「こどもミーティング(仮)」は、子どもたちがやりたいことを話し合い、実現していく場。大人がリードせず、自由な発想を尊重するのが特徴です。これまでに「劇やアニメを作りたい」「ポスターを作って仲間を増やそう」などのアイデアが生まれてきました。遊びを通じ、主体性や新しいことに挑戦する大切さを学ぶことができます。
「みんなのステージ」は大人も子どもも自由にパフォーマンスできるというもの。歌やダンス、マジックなど表現方法は自由。森のなかにある開放的なステージで表現することで、自信や新たな可能性を手にする機会となります。
保育士スタッフによる読み聞かせや手遊びが楽しめ、保護者同士の交流の場ともなる「にじいろ・ひろば」も人気。家庭で切った野菜を持ち寄り、みんなでスープを作る「子育てカフェ」(大人 100円、子ども50円)では、小さな子どもでも野菜をちぎるなどして参加できます。自然のなかで自ら考え、学び、成長できる貴重な遊び場へぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。

※2025年4月15日現在の情報です。最新の情報をご確認ください。
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