小田急電鉄が実施する厳冬期の凍結や降雪への対策|コラム‐なるほど!小田急|小田急沿線情報 ODAKYU VOICE home
林真理子のBeautiful Voice なるほど! 小田急

小田急電鉄が実施する厳冬期の凍結や降雪への対策

厳冬期の対策を行っています

寒さが一番厳しい2月。凍結や降雪などで列車の運行に支障が出ないよう、さまざまな対策を行っています。

ポイントの凍結を防止

ポイント(分岐器)に雪が積もったり、凍結して動かなくなると、列車の進路を振り分けられず、遅延や運休の原因になります。そこで、ポイントに「電気融雪器」を設置し、電気ヒーターで温め、凍結を防いでいます。

パンタグラフへの対策

雪がパンタグラフに付着すると、その重みで降下してしまうことがあります。そこで、従来のひし形のパンタグラフより、着雪部分を少なくした「シングルアームパンタグラフ」を全ての車両に採用しています。

着氷への対策

気温や湿度によって架線に着氷することでパンタグラフや架線が損傷する恐れがあります。そこで、日本気象協会の「着氷発生予報」を基に、終電後から翌朝8時までの間、外気の低下に伴い架線に着氷することが予想された際は、始発列車の前に試運転列車を運転しています。

降雪時について

降雪の状況により、安全のため列車の速度を落としたり、運休により運転間隔を調整することで、通常より所要時間や車内混雑が増大する場合があります。小田急ではホームページ、Twitter(@odakyuline_info)やアプリで運行情報を発信しています。お出かけ前にご確認いただき、時間をずらしたり、外出を控えるなど、ご協力いただきますようお願いいたします。