小田急電鉄が実施する騒音を低減する対策|コラム‐なるほど!小田急|小田急沿線情報 ODAKYU VOICE home

小田急電鉄が実施する騒音を低減する対策

騒音を低減するために

車両が走行する際に発生する騒音を少しでも低減するために、さまざまな対策を行っています。

レールからの騒音を
低減しています

電車(車輪)がレールの継ぎ目を通過する際、「ガタンゴトン」という音が発生します。こうしたレールから発生する騒音をなくすため、溶接によってレールの継ぎ目をなくす「ロングレール化」を進めており、敷設可能な箇所については100%設置完了しています。

高架化区間における
騒音を軽減しています

一部の高架区間には、騒音を抑制する軌道構造を採用しているほか、吸音効果のある砕石を敷設しています。また、防音効果を一層高めるため、防音壁に列車の走行音などを吸収する「吸音パネル」を設置しています。

車輪のフラット対策を
実施しています

雨の日に急ブレーキをかけると、車輪がロックしてすり減り、一部がフラット(平ら)になってしまいます。すると、走行時に「ガタガタガタ」という騒音が発生します。そこで、フラットを検出する装置を線路脇に設置し的確に発見することで、早期に車輪を正円にする削正作業を行っています。

今後も小田急では、騒音を低減するための対策を行ってまいります。