猛暑下でも点検などで線路の安全を支える小田急線
猛暑下でも線路の安全を支えています
日々、多くの車両の走行を支えている線路(レール)。特に真夏は熱の影響によりレールへのダメージが大きくなることから、日々の点検に努めています。
(1)「伸縮継目」でレールの変化に対応
真夏は、レールの温度が高温になり、レールが伸びてゆがんでしまう場合があります。そこで、温度による伸びを少しでも吸収するため、継ぎ目が斜めになっている「伸縮継目」のレールを敷設することでレールのゆがみを防止しています。
(2)レール温度によって列車巡視を実施しています
レール温度が45℃以上になると、保線係員が列車に乗車し、乗務員室からレールの状態を確認する「列車巡視」を行います。さらに、レール温度が50℃以上になった場合、列車巡視の頻度を増やしレールの状態の確認を強化しています。
今後も小田急では、線路の安全を守るため、さまざまな安全対策を講じてまいります。