24時間体制で支える小田急線の安全・安心
24時間体制で日々の安全・安定運行を支えています
列車が日々、安全・安定に運行するために、24時間体制で対応しているのが「運輸司令所」と「電気司令所」です。今回はそれぞれの役割をご紹介します。
全線・全列車の運行を管理
「運輸司令所」では、小田急全線・全列車の運行を管理しています。同司令所では、強風や豪雨などの悪天候の際は列車に速度制限などを通告し、安全の確保を図っています。また、大幅な列車遅延が発生した際は、列車の運転順序を変更し、その影響を最小限にとどめることで、早期に正常な運行に戻すよう努めています。
電力の安定供給を24時間監視
列車の走行や駅の設備に欠かせない電気。その安定供給を24時間集中管理しているのが「電気司令所」です。落雷などにより変電所で停電をはじめとするトラブルが発生した際は、他の変電所からの電力供給に切り替えるなど、列車運行への影響を最小限に抑えるよう努めています。また反対に、終電後の設備点検や工事には電気を止める必要があるため、遠隔で電気を入り切りして計画的かつ確実に電気を管理するなど、常に安定的に電力が供給されるよう努めています。
今後もそれぞれの役割を着実に果たすことにより、日々の安全・安定運行を支えてまいります。