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循環型社会の実現に向けて これまで鉄道を中心として取り組んできたまちづくりと、サーキュラー・エコノミーの促進は、持続可能な地域社会への取り組みとして、高い親和性があるものととらえています。サーキュラー・エコノミーに知見をもつ米国ルビコン・グローバル社のテクノロジーを活用し、座間市と連携した施策の実現に取り組むなど、将来的には日本におけるサーキュラー・エコノミーをリードする企業となることを目指します。▶▶サーキュラー・エコノミー(循環型社会)▶▶提供したプラスチック製食器(おわん) 座間市が2019年10月 から行っている、市内で開催されるイベントなどの主催者へリユース可能な食器を無料で貸し出す取り組みに賛同し、2020年3月にリユース可能な食器1,000個を提供しました。提供した食器は、使用後に洗って繰り返し使える耐久性のあるプラスチック製で、同市内でのイベントや祭りなどに活用されています。使い捨てごみ削減のために、リユース可能な食器を提供 調達利用生産廃棄廃棄物事業者などが抱える課題を解決米国ルビコン・グローバル社のテクノロジーを活用した実証実験を実施●資源収集状況のリアルモニタリングによる業務効率化●道路などインフラの不具合の効率的なチェック ほかサーキュラー・エコノミー(循環型社会) 2019年6月に、資源対策や環境活動をシティプロモーションとして積極的に取り組む神奈川県座間市との間に、連携と協力に関する協定を締結し、学校施設や駅構内での座間市民に向けた環境に関する啓発活動や、資源物・ごみに関する業務でのテクノロジー活用を見据えた実証実験を実施しています。 2020年7月からは、資源物などの収集を行うパッカー車へ専用スマートフォンを設置し、収集状況のリアルモニタリングによる業務効率化に加え、パッカー車の運行を活用し、道路や街路樹といった市域内インフラの不具合などの効率的なチェックの効果検証を行っています。資源物・ごみ収集業務のスマート化▶▶実証実験に使用しているパッカー車11

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