美肌のプロに聞く、手軽にできるおこもり美容法|くらし|小田急沿線情報 ODAKYU VOICE home

美肌のプロに聞く、手軽にできるおこもり美容法

いま、おこもり美容に力を入れる女性が急増しています。普段は仕事や恋愛、やりたいことに追われて、なかなかお肌のお手入れに時間を割けないもの。おうち時間が長い今だからこそ美のセルフケアに時間を使ってみてはいかがですか? 今回は、エステサロン「SUHADA」を営む美容家・永松麻美さんに日ごろから気軽に取り入れられるスキンケア、マッサージ、エクササイズを教えてもらいます。

<取材者プロフィール>

プロフィール写真

小田急線世田谷代田駅から徒歩3分の距離にあるサロン「SUHADA」を経営するエステティシャン。サロン経営のほか、スクール講師や美容講座、美容ライターとして活躍中。

永松麻美

角質ケアとフェイスパックで、ミニエステ体験

普段のスキンケアに取り入れていただきたいのは、「角質ケア」と「フェイスパック」です。エステに通えない間も、このふた手間をプラスすることで、自宅でお肌の調子を整えることができます。私自身、長年アトピーやニキビ、敏感肌に悩んできたひとりですが、エステティシャンとして働くうちに、いかにセルフケアが重要かを実感するようになりました。角質ケアは、クレンジングや洗顔のあとに行います。粒子状の研磨剤が入ったスクラブは摩擦の刺激が強く、敏感肌や乾燥肌の方は肌を傷つけてしまうことも。角質を優しくオフする酵素洗顔や、美容液タイプの角質ケア剤を選ぶといいでしょう。余分な角質を除去したあとはお肌が乾燥しやすいので、しっかりと保湿をしてくれるフェイスパックをオン。シートタイプのパックはもちろん、油分やビタミンが含まれた洗い流しタイプのパックもおすすめです。スペシャルケアとしてではなく、習慣として日常的に続けることで、お肌のキメが整っていくことを実感できます。

フェイスラインからバストまでをマッサージ

デスクワークが続くと、つい猫背になってしまう方も多いのではないでしょうか。かく言う私も、ふと気づくと猫背になっていることがあるので、気づいたらすっと骨盤を起こして背筋を伸ばすようにしています。猫背が原因で、首元の広頚筋(こうけいきん)という筋肉が衰え、リンパの流れが悪くなり、首元のシワや二重アゴ、顔のむくみにつながることも。スキンケアがおわったら、手にクリームや美容液などが残っている状態で、両手を滑らせるようにリンパを流しましょう。まずフェイスラインから首元を、両手でデコルテに向かって流します。つぎにデコルテ周りは、鎖骨を二本指で挟むように外側へ流します。最後にバストの間を優しく指圧したあと、両方のバストを下から持ち上げながら左右に動かします。フェイスラインだけではなくバストまでをマッサージすることで、体全体のリンパの流れが良くなり、顔のむくみなども改善されます。

気がついた時にすぐできる! 舌を鍛えるエクササイズ

久々に会う友人に「あれ?なんだか綺麗になった?」と思われたい方は、フェイスラインをスッキリさせることが効果的です。小顔になる方法のひとつとして、舌を鍛えるエクササイズをおすすめします。上を向いて下アゴを突き出し、舌を上に伸ばした状態を数秒間キープします。上を向いて唇を「ウ」の形にしながら舌を上に伸ばしても、同じ効果が得られます。アゴの裏側がキュッと締まる感覚があれば、しっかりと効いている証拠です。普段あまり使えていない筋肉にアプローチすることができるので、小顔効果やたるみの予防、二重アゴの予防につながります。気軽にできるので、朝晩10回ずつ、日常的に取り入れましょう。入浴中やテレビを見ながらでもいいですし、歯磨きの前後で行うと習慣化できるので忘れずに続けられます。1〜2週間で顔周りがシュッとしてくるのを実感できますよ。

※2020年7月28日現在の情報です。最新の情報をご確認ください。
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