休日に通いたくなる 小田急沿線の小粋な劇場&舞台特集|おでかけ|小田急沿線情報 ODAKYU VOICE home

休日に通いたくなる
小田急沿線の小粋な劇場&舞台特集

休日は、演劇や歌舞伎にどっぷりハマりたい。今、そんな女性が増えています。そこで今回は、東京の小劇場演劇の中心的存在として知られる下北沢の「本多劇場」を筆頭に、小田急沿線で演劇や日本芸能と触れ合える劇場を紹介します。

本多劇場/シアター711

有名劇団の公演も多い
演劇の街のシンボル

本多劇場は、「演劇の街」と呼ばれる下北沢にある演劇専用の民営劇場です。1982年11月3日に開場して以来、東京の小劇場演劇の中心的存在として30年以上もの間、文化人に愛されてきました。「本館」と呼ばれる「本多劇場」を含め、「シアター711」「ザ・スズナリ」「駅前劇場」など合計8つの小劇場を下北沢界隈で運営しています。大人計画、ナイロン100℃といった有名劇団の公演にも多く利用されており、足繁く通う若い女性客も多いようです。有名俳優たちの手形やサインなどが入った石版が展示される「星々の手形」は、劇場ファン垂涎のスペース。本館のほかに、劇場スタッフが小劇場初心者におすすめする劇場は「シアター711」。下北沢の茶沢通りの一角に並ぶ、2つの演劇場のうちの1つです。劇場初心者でも見やすくてクオリティの高い演劇を厳選しています。昭和のノスタルジックな雰囲気を感じましょう。

施設情報

本多劇場

住所 東京都世田谷区北沢2-10-15
電話 03-3468-0030
アクセス 小田急線 下北沢駅 徒歩2分

シアター711

住所 東京都世田谷区北沢1-45-15
電話 03-3469-9711
アクセス 小田急線 下北沢駅 徒歩5分

アトリエ第Q藝術

尖鋭的な芸術が生まれる
アートスペースを訪れる

演劇、ダンス、朗読など、すべての表現芸術のためのアートスペースです。一軒家を改装してアトリエにしたため、外からみると白い壁のごくありふれた建物ですが、ドアを開けると尖鋭的なアートが広がります。「想像すること」と「表現すること」をテーマに集まった芸術が互いに刺激しあい、溶け合って、既存の枠に収まらない、第「Q」番目の芸術を生み出す場として、小田急沿線で生活する表現者たちから親しまれています。また、普通の劇場巡りでは満足できないコアな劇場ファンたちからは、新しい作品や時代、表現が生まれる様を目撃できる場所として愛されています。

施設情報

アトリエ第Q藝術

住所 東京都世田谷区成城2-38-16
電話 03-6874-7739
アクセス 小田急線 成城学園前駅 徒歩3分

代々木能舞台

日本の伝統芸能を公演する
都内で唯一の屋敷内能舞台

代々木能舞台は、東京・初台にある、都内で唯一現存する屋敷内能舞台です。高層ビルや住宅が立ち並ぶ渋谷区で、能の体験をすることができます。一般的な劇場型の能楽堂とは違い、古風なお屋敷の内装が特徴で、能、狂言、日本舞踊などの日本伝統芸能を定期公演しています。また、能楽師の浅見家が収集してきた能装束、能面、小道具等の1,000点余りを収集し、公開しています。毎月3回ほど、能楽師による謡・仕舞のお稽古も開催。能楽を学ぶことで美しい立ち居振る舞いや礼儀作法が身につくと、都内の女性たちからも好評です。

施設情報

代々木能舞台

住所 東京都渋谷区代々木4-36-14
電話 03-3370-2757
アクセス 小田急線 参宮橋駅 徒歩7分

大谷歌舞伎

素人歌舞伎の伝統を
今に引き継ぐ

江戸時代後期から素人が各地区で盛んに行ってきた歌舞伎のことを「地芝居」と言います。大谷歌舞伎は、海老名の「地芝居」の伝統を引き継ぎ、現在も活動を続けています。第二次世界大戦中は中断しましたが、終戦後の昭和21年に戦地から復員してきた大谷地区(今の海老名市)の青年たちが「再びこの地に文化の灯を」と立ち上がり復活しました。現在は、子どもたちに歌舞伎の文化を伝える「子ども歌舞伎」も不定期で開催中。「大谷芸能保存会」の大人たちが子どもたちに歌舞伎の作法を伝えています。昭和50年には市重要無形民俗文化財に指定され、昭和52年には「神奈川の民俗芸能50選」にも選ばれています。大谷八幡宮、大谷神明社例祭等での奉納のほか、隔年で「市民文化祭」にて公演します。

施設情報

大谷歌舞伎(海老名市役所 教育部 教育総務課 文化財係)

住所 神奈川県海老名市勝瀬175-1
電話 046-235-4925
アクセス 小田急線 海老名駅 徒歩8分

※2018年10月23日現在の情報です。最新の情報をご確認ください。
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