STORY STORY

気になる本は
開放的なカフェで試し読みも

小田急百貨店 新宿店本館の10階にあり、カフェや雑貨コーナーを併設する書店。女性客が多い百貨店という場所柄、女性に人気の高い作家の作品を充実させるなど、ニーズをとらえたセレクトや空間づくりが魅力です。また、訪れた人が新しい発見ができるようにと、本の見せ方にも工夫が。「極める人」「美しい人」などのキーワードで本を集めた棚を作ったり、和をテーマに本と雑貨を一緒にディスプレイしたりと、ユニークな切り口で本を紹介しています。カフェには、会計前の本を3冊まで持ち込み可能。ガラス張りの広々とした空間で、じっくり本を選ぶことができます。人気の文学作品や絵本にちなんだメニューを用意しているので、作品とともに楽しむのもおすすめです。雑貨は、デザイン性が高く、季節や新しさを感じられる、目にも楽しいアイテムが充実。ギフトを探すときにもぜひチェックしたいお店です。

• 
• 
• 

SO BOOKS

写真集を中心に
2,000冊のアートブックが並ぶ

こぢんまりとしたお店ながら、両側の壁いっぱいに設けられた本棚には、床から天井まで本がびっしり。ここは、国内外のアートブックを扱う古書店です。もともと店主の小笠原さんが個人で写真集を収集していたのが始まりで、2009年にオープン。今では写真集以外にもジャンルを広げ、現代アートやサブカル関連の書籍なども取り扱い、店頭だけでも約2,000冊あるのだとか。人気のファッションブランド「アンダーカバー」が手掛けた絵本「GRACE」など、限定販売された貴重なものも。また、写真やドローイングなどの作品も販売しています。アートブックは、知識がないと選びづらいと感じるかもしれませんが、店主に相談すれば、おすすめを紹介してくれます。また、お店のWEBサイトでは、店頭で扱うほとんどの本について、作家や作品の背景、入手ルートなどを紹介。チェックしてから訪れれば、お店での本選びがより楽しくなりそうです。

• 
• 
• 

本屋B&B

こだわりのビールを片手に
じっくり本と向き合う

店名の2つの「B」は、Book（本）とBeer（ビール）のこと。本とビールが大好きなオーナーが、ビールを飲みながら本を選べる場所があればいいのに、という思いから開いたお店なのだそう。店の奥には大きなテーブルがあり、店内の本を読みながら、ビールやお茶を楽しむことができます。広いジャンルの新刊を扱う「街の本屋さん」で、店内に並ぶ本のセレクトやディスプレイにはこだわりが。棚はテーマ別になっていて、例えば「旅」の棚には、旅のガイドやエッセイに限らず、その土地の小説や絵本なども並んでいます。気になる本を見つけたら隣の本も手に取りたくなるような見せ方で、新しい出会いが楽しめます。また、著者のトークイベントなど、ほぼ毎日開催されるイベントも魅力の1つ。平日は夜8時からスタートで、仕事帰りに立ち寄るのにもぴったりです。ビールを飲みながら一人でじっくり本を選びたいとき、イベントを通して本の世界に浸りたいとき、訪れてみてはいかがですか？

• 
• 
• 

武相庵（ぶそうあん）

壁はほとんど本棚
泊まれるライブラリー

Library & Hostelをコンセプトに、2018年12月にオープンしたばかりのスポット。1階はカフェ＆パブ、2・3階は宿泊フロアになっていて、各所に本棚が設置されています。1階は宿泊者以外でも利用OK。町田の古書店と美術館から寄贈された本がずらりと並んでいて、モーニングやランチ、地元のクラフトビールなどと共に、楽しむことができます。宿泊は、1泊2,800円のドミトリーのほか、シングルやツインルームもリーズナブルな価格で用意。女性専用ルームや専用バス付の部屋もあり、女性一人でも安心して利用することができます。宿泊フロアにもあちこちに本棚があり、自由に選んでベッドで読むことが可能。「旅」「宇宙」などのテーマでセレクトされた本は、読むとポジティブになれるものが多く、眠る前の読書にぴったりです。施設には、レンタルサイクルを設置。オリジナルの周辺マップも用意しているので、ここを拠点に、町田をめいっぱい楽しむのもおすすめです。

• 
• 
•