今泉名水桜公園（いまいずみめいすいさくらこうえん）

桜と湧水池（ゆうすいいけ）に癒される
憩いの場

秦野駅から徒歩5分の場所にある「今泉名水桜公園」は、湧水池と桜の名所として知られる公園。2005年に秦野市制施行50周年を迎えた記念として整備されたこの公園には、18種類の異なる約50本の桜が植えられています。3月中旬から下旬頃までは、カンヒザクラ・シュゼンジカンザクラ・エドヒガン・オオシマザクラが見頃を迎え、10月から12月にはジュウガツザクラやフユザクラが開花するなど、春以外にも美しい桜を鑑賞することができます。また、公園内には全国名水百選「秦野盆地湧水群」の中でも最大級の湧水量を誇る「今泉湧水池」があり、桜とともに水辺を渡る水鳥や珍しい野鳥を眺めることができます。園内の「あずまや（壁がなく柱だけの小屋）」に座ってゆっくりと軽食を楽しんだり、のんびりと散歩するのもおすすめ。天気によってはウッドデッキから富士山を望むこともできます。1年を通して自然あふれる景色を満喫できる今泉名水桜公園に立ち寄って、癒しの時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。

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小田原フラワーガーデン

四季折々の花と
南国の熱帯植物に出会う

2025年に開園30周年を迎える「小田原フラワーガーデン」は、渓流の梅園やバラ園、トロピカルドーム温室などがあり、多種多様な植物を鑑賞できる施設。人気のエリアである渓流の梅園では、2月から3月上旬頃まで約300品種の梅が咲き誇り、梅園内でレジャーシートを敷いてお花見をしたり、ベンチでゆったりと過ごしたりすることができます。お弁当などの飲食物の持ち込みができるほか、併設しているカフェハイビスカスで「ビーフカレー」などの軽食やマンゴー・グアバ・ライチなどの「トロピカルドリンク」を購入して楽しむのもおすすめ。3月から4月下旬には桜が見頃を迎えるため、時期によっては梅と桜を同時に満喫することもできます。
南国でしか出会えないさまざまな熱帯植物を堪能できるトロピカルドーム温室（入場料大人200円、小中学生100円）もぜひ訪れてほしい場所。3月から4月の見どころは、翡翠色（ひすいいろ）が美しい「ヒスイカズラ」。鮮やかな色合いとつり下がるように咲く印象的なビジュアルに、思わず目を奪われるはずです。植物を鑑賞したあとは、併設するフラワーショップ「PICCOLO（ピッコロ）」へ。季節の草花や花木、手作りの雑貨（お花モチーフのアクセサリーや花瓶など）といったお土産にぴったりな商品が揃います。「小田原フラワーガーデン」を訪れて、多種多様な植物の魅力を堪能しましょう。

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新林公園 （しんばやしこうえん）

古民家と花を楽しめる
ハイキングコースが人気

藤沢駅南口から徒歩20分の「新林公園」は、山林に囲まれた緑と自然が多く残るハイキングコースを楽しめる公園です。ハイキングコースはおよそ1.5kmあり、ゆっくり歩いて約1時間半。高台では、湘南の海や江の島、富士山が一望できます。初心者でも歩きやすいコースで定期的に訪れるリピーターが多いそう。
また園内には、藤沢市の指定重要文化財である、江戸時代後半に建てられた古民家も。古民家と花をセットで眺めれば、ほかにはない趣を感じられるでしょう。古民家は土間まで入って見学が可能です。
2月中旬から3月下旬までは紅梅や白梅、3月下旬から4月上旬までソメイヨシノ、4月中旬から5月上旬までは、紫や白の花房が美しい藤沢市の花であるフジの花を楽しめます。レジャーシートや簡易テントを用意して、お花見やピクニックを目的に多くの人が訪れます。滑り台などの遊具周辺にも桜があり、遊びながら親子で気軽にお花見ができるのも人気を集める理由のひとつ。公園内は広々としていますが、春休み中は混雑が予想されるので早めの時間に来園するのがおすすめです。

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