世界中の先端テクノロジーをXRで体験

新宿駅から徒歩2分の場所にある「NEUU」は、最先端のXR技術を身近に感じる交流の場。赤を基調としたおしゃれな館内では、世界中のクリエイターが手がける話題のXRコンテンツを体験できます。XRとは「Extended Reality（拡張現実）」の略で、Virtual Reality（VR）、Augmented Reality（AR）、Mixed Reality（MR）といった最先端技術の総称です。「NEUU」ではXR作品の鑑賞はもちろん、WR機材を受付で借りて、コワーキングスペース（1時間600円〜）での仕事や、イベント会場として利用することも可能です。日常から1歩離れた、特別な没入体験を楽しんでみてはいかがでしょうか。

360度を見渡せる
迫力のXR映画鑑賞

「NEUU」のなかでも特に人気なのが、XR映画の上映です。専用ゴーグルを装着すれば、360度に映画の世界が広がり、常時3〜4種類がラインアップされている作品のなかから、1作品ごとにチケットを購入できます。定期上映しているのは、上映時間約10分の「時を旅する体験型VR」（上映料1,000円、学生500円）。1975年頃から現在にかけての歴代9車種のロマンスカーが登場し、ホームに列をなす人々の服装や沿線の風景など、時代ごとの雰囲気をリアルに再現しています。すべてアニメーションで表現された映像は美しく、街並みの風景は当時の運転士に取材して忠実に再現したそうです。これまでにさまざまなジャンルのXR映画が上映されており、今後も不定期で更新予定です。まるで自分が物語の中心にいるかのような没入感を体験することができます。

無料で楽しめるコンテンツが充実

施設内には、無料で楽しめるXRコンテンツも多数あります。特に注目してほしいのが、韓国の観光地で人気のXR望遠鏡「BORA」です。デジタル望遠鏡とAI型XRソリューションを融合させたこの機器は、新宿にいながら、韓国を旅しているような没入感あふれるバーチャル体験が楽しめます。チマチョゴリを着たキャラクターが観光地をガイドしてくれる機能もあり、韓国好きの方やK-POPファンに人気だそうです。韓国・ロッテワールドタワーからの眺望や、現地の風景をバックに記念写真を撮ることもできるセルフィーモードもあります。「BORA」で韓国をバーチャル観光したあとは、VRゴーグル「VIVE Flow」を装着して、有名画家が手がけた絵画の世界に入り込むのもおすすめ。九州の郷土玩具をARで楽しめる「九十九 TSUKUMO-KAMI」など、常設展示も用意されています。また、イベントスペースでは、定期的にクリエイター同士の交流イベントも開催。XRでしか味わえない没入体験と、新しいコミュニケーションの場を提供している「NEUU」に、ぜひ1度訪れてみてはいかがでしょうか。