地域の人が集う「狛江湯」で 銭湯×クラフトビールを|おでかけ|小田急沿線情報 ODAKYU VOICE home

地域の人が集う「狛江湯」で 銭湯×クラフトビールを

1955年の創業以来、地元狛江市の人々から愛される「狛江湯」。2023年4月のリニューアルを機にカフェ・バーを併設。湯上がりにはクラフトビールや食事を楽しめるようになった、新しい銭湯の魅力を紹介します。

心地いい色彩の
デザイナーズ銭湯

狛江駅から徒歩3分の好立地にある「狛江湯」は、昭和の面影を残しつつ、現代のライフスタイルに合わせたリノベーションを実施。話題の「ブルーボトルコーヒー」の店舗デザインなどを手がけた建築設計事務所「スキーマ建築計画」の手によって、既存の銭湯の構造を活かしながら、地域住民にとってより親しみやすい空間へと生まれ変わりました。特に注目すべきは、銭湯の待合スペースを活用したカフェ・バー「SIDE STAND」の設置。クラフトビールや軽食を楽しむことができ、入浴後のひとときをより豊かにしてくれます。内装にはターコイズ色のタイルを使用することで外部の緑や、お湯、肌の色との調和を図っており、3つのサイズのタイルが緻密な計算で敷き詰められた浴場には清潔感が漂います。

サウナ好きも認める
ととのう動線設計

狛江湯のサウナの最大の特徴は、一定間隔で自動的にサウナストーンに注水されるオートロウリュウ機能です。室内に広がる高温の蒸気が発汗を促進し体の芯からしっかりと温まり、深いリラックス状態へと導きます。座面に使用された国産ヒノキの香りが室内を包み込み、壁面は射熱効果の高い麦飯石(ばくはんせき)が敷き詰められ、初心者からサウナ愛好家まで満足できる空間になっています。水風呂には冷却器を付け、内気浴スペースにスポットクーラーを配置するなど「ととのう」ための動線がしっかり整備されているのも大きな魅力。銭湯ならではの気軽さと、現代的な設備の融合が生む、新しいサウナ体験をぜひ狛江湯でお楽しみください。

サウナ後のお楽しみ
「サ飯」も充実

銭湯という日常の延長に少しだけ非日常の楽しさを。そんな想いが形になったのが、狛江湯の「SIDE STAND」です。狛江湯スタッフ自らが仕込んだしゅわしゅわでフルーティーなテイストの「Do 湯 saison」(950円)や、キレのあるラガー「BCT Lager」(950円)など4種類のクラフトビールを楽しむことができ、風呂上がりの熱った体によく沁みます。クリームソーダ(650円)やカフェラテなどのノンアルコールドリンクもそろっているのでビールが苦手な方も安心。銭湯での1杯に思わず会話も弾みます。そしてサウナ後に食べる「サ飯」にも力を入れており、特に人気なのが「魯肉飯(ルーローハン)」(750円)。台湾の定番料理を日本人の味覚に寄せて丁寧にアレンジした一品で、やわらかな豚肉と五香粉(ウーシャンフェン)の香りが食欲をそそります。まさに銭湯でお風呂と食事を楽しむ「くつろぎの場」として、多くの人の心と体を満たしています。

※2025年7月22日現在の情報です。最新の情報をご確認ください。
※各店舗・施設とも臨時休業の場合があります。お出掛けの前にご確認ください。