安全で快適な車両を保持するための小田急線の取り組み
安全で快適な車両を保持するために
1000両以上の車両を、計画的に点検や整備することにより安全運行の確保と、快適な輸送の提供に努めています。
(1)日常的に検査を実施
検車区では、10日以内に1回、ブレーキ装置、保安装置、パンタグラフなど、主要機器の検査を行う「列車検査」を全車両に対し実施しています。また、3カ月以内に1回、主に各種機器の点検・整備を行う「月検査」、さらに1年以内に1回、点検・整備を行う「年検査」を実施しています。
(2)全ての部品を分解する厳重な検査も実施
総合車両所では、4年または走行距離60万キロメートルを超えない期間のいずれか短い期間に、ブレーキ、モーター、台車などの主要機器を分解・点検する「重要部検査」を実施しています。さらに、8年以内にほぼ全ての部品をバラバラに分解することで細部まで整備し各種性能試験を行う「全般検査」を実施しています。
今後も車両の点検や整備を行うことで安全で快適な輸送を提供してまいります。