踏切の安全対策を講じる小田急線
踏切の安全対策
踏切での重大事故を防ぐため、踏切においてさまざまな安全対策を講じています。

(1)踏切事故を未然に防ぐ対策
踏切に接近する列車に対し踏切の異常を知らせ自動的に列車のブレーキを作動させる「踏切支障報知装置」を全ての踏切に設置しています。また、踏切内に車などの障害物が取り残された場合、赤外線によって検知することで「踏切支障報知装置」を自動的に作動させる「踏切障害物検知装置」を125カ所の踏切に設置しています。さらに、検知能力の高い3次元によるレーザーレーダー方式による検知装置を、特に交通量の多い14カ所の踏切に導入しています。


(2)踏切の視認性を向上させる対策
踏切のせん光灯を道路の真上に設置する「オーバーハング型踏切警報機」をはじめ、360度どの方向からもせん光灯が見える「全方向せん光灯」、通常の遮断かんの2倍の太さがあり目に入りやすい「大口径遮断かん」などを設置し、踏切の視認性を向上させています。

今後もさまざまな対策によって事故防止に取り組んでまいります。