大規模地震に備えた対策を行う小田急線|コラム‐なるほど!小田急|小田急沿線情報 ODAKYU VOICE home

大規模地震に備えた対策を行う小田急線

大規模地震に備えた対策を行っています

「南海トラフ巨大地震」の30年内の発生確率が「80%程度」へと引き上げられるなど、いつ起きても不思議ではない大規模地震。今回は、地震による被害を軽減する対策やお客さま向けの施策を一部ご紹介します。

「地震・気象情報監視システム」で危険レベルを表示(イメージ)。

被害を最小限に留めるために

地震による被害を最小限にするため、「早期地震警報システム」を導入しています。これは、気象庁から配信される緊急地震速報を利用して小田急線への影響を瞬時に判定し、被害が予測される場合は全列車に対し自動的に緊急停止信号を通報するシステムです。また、沿線各地に設置した地震計から、観測値を24時間体制で収集する「地震・気象情報監視システム」も導入しており、運転規制などの対応を実施しています。

災害発生時の対応

津波の浸水が想定される湘南エリアでは、鵠沼海岸駅と片瀬江ノ島駅の改札口付近に「災害時の避難場所」を掲出するとともに、同駅間の架線の電柱に、高台への避難経路を示した案内板を設置しています。さらに、小田急の全駅には、備蓄品(飲料水、レスキューシート、簡易トイレなど)を配備しているほか、一部の駅では災害時に飲料を無料で提供する災害支援型自動販売機を設置しています。

今後も大規模地震に備えた対策を講じることで、被害の軽減に努めてまいります。