時代を彩った名作を 特別な空間で鑑賞できる映画館|おでかけ|小田急沿線情報 ODAKYU VOICE home

時代を彩った名作を 特別な空間で鑑賞できる映画館

時代を彩った名作を 特別な空間で鑑賞できる映画館

ミニシアターで
とっておきの映画と出会う

ようやく訪れた秋の気配を感じながら、ゆったりと芸術に触れたくなる時季、おすすめしたいのが沿線に点在する個性的なミニシアター探訪です。配信全盛の時代だからこそ、同じ空間と時間を共有しながら鑑賞する特別感や、時代を彩ってきた名作と巡り会う機会もミニシアターならでは。そこで次に出会う一本が、人生最高の作品になるかもしれません。映画との新たな出会いを求めて、映画館で過ごす時間を楽しんでみませんか。まずご紹介するのは、下北沢駅の南西口すぐの(tefu)lounge内にあるミニシアター、「シモキタ-エキマエ-シネマ『K2』」。スクリーンでは、国内外の個性豊かな映画を上映しています。映画を見た後は、併設のカフェで余韻に浸りながら、作品の感想を語り合うのも楽しみの一つ。映画を見る時間だけでなく、その後のひとときまで楽しめる映画館です。

シモキタ-エキマエ-シネマ『K2』

下北沢

一人の監督の作品を過去作から最新作まで、一挙上映する特集をはじめ、ライブハウスや小劇場も多い下北沢ならではの、バンドカルチャーや演劇ベースの作品などを積極的に上映。映画館にあまり縁のなかった若い世代にも来館してみたいと思わせるような企画にも取り組んでいます。

一般的な映画館に比べやや広めのふかふかとしたシートで、ゆったりと鑑賞できる。
チケット購入や入場手続きは、入口中央のテーブルに置かれたタブレットで完結。同じフロアにはカフェ「grass」が併設。
上映作品のパンフレットや関連グッズのショップスペース。
明るく開放感が心地よいカフェ「grass」では、こだわりのハンドドリップコーヒーやホットサンド、自家製スイーツなどがいただける。左から、自家製バスクチーズケーキ660円。フラットホワイト600円。
カフェ「grass」のグリルドチーズサンド900円。
バニラカヌレ1個450円(館内持ち込み可)。
K2がボーナストラック内に手掛ける、映画台本カフェ・バー「下北現像所」
Instagram@shimokitagenzojo

下北沢という街特有の文化とつながりながら映画好きを育てる拠点のようなシアターに

待合ロビーではなくカフェを設けるなど、従来の映画館的な構えを和らげて、初めての人でも入りやすい雰囲気を作っています。また、クラウドファンディングサイト「MOTION GALLERY」も運営しているので、そこで若手の映画制作や上映支援も実施しています。下北沢は、他の街と比べても劇場なども多く人が集まりやすいこの地の利を生かして、映画・演劇・音楽などのジャンルがもっと自然に混ざり合うような仕掛けをしていきたいです。

『K2』運営企業:株式会社 MOTION GALLERY 代表 大高 健志さん。

詳細情報

<シモキタ-エキマエ-シネマ『K2』>

住所 世田谷区北沢2-21-22(tefu)lounge2階
定休日 無休 ※臨時休あり、詳しくはInstagramをご確認ください。
料金 一般1,800円、PARTY会員1,200円(別途、月額会費が必要)ほか
アクセス 下北沢駅 直結
Instagram @k2cinema
URL k2-cinema.com
備考 スクリーン数1、総座席数71

<grass>

営業時間 9:00〜21:00(L.O.20:30)
定休日 無休
Instagram @grass_shimokitazawa
備考 ※<シモキタ-エキマエ-シネマ『K2』><grass>共にキャッシュレス決済のみ。

特集エトセトラ

下北沢トリウッド

下北沢

新海誠監督のデビュー作を最初に上映したことでも知られ、新進気鋭の若手監督作品やアニメーション作品、トリウッドが自ら制作に関わったオリジナル作品など、次代を担う映画人の作品に出会える映画館です。かわいらしい黄色いシートも人気のポイント。

バーのような雰囲気のある待合スペース。
ビル2階にあるエントランス。ガラス扉のロゴが印象的。

新しい才能の発掘・創作・発信を
実践する映画館に

「短いから、無名だからできないのではなく、だからこそできる表現があるはず」という発想で、短編や無名の作品を紹介する劇場としてスタートしました。今後も上映だけにとどまらず、「君は映画」(2026年)のような映画制作や、若手との交流などを続けていきたいです。

代表 大槻 貴宏さん。

詳細情報

下北沢トリウッド

住所 世田谷区代沢5-32-5 シェルボ下北沢20B
定休日 火曜 ※臨時休あり、詳しくはInstagramをご確認ください。
料金 一般1,900円、毎月1日・11日・22日のサービスデー1,200円ほか ※料金は作品ごとに異なる場合あり。
電話 03-3414-0433
アクセス 下北沢駅 から徒歩5分
Instagram @tollywood_skz
URL tollywood.jp
備考 スクリーン数1、総座席数45

川崎市アートセンター 映像館

新百合ヶ丘

「芸術のまち」を掲げる新百合ヶ丘の文化複合施設にある映画専用ホールです。世界の名作や国内外のドキュメンタリー映画など1日4〜5本を上映。映画ワークショップをはじめ、アートセンターの理念「創る、楽しむ、育てる、ネットワークする」を、映画を通して実現しています。

現在も使用されている35mmフィルムの映写機。
故今村昌平監督のカンヌ国際映画祭最高賞のトロフィー2点を常設展示。

35mmフィルム作品の上映企画などを通じて紡がれてきた映画文化を後世につないでいく

観客に新鮮な作品との出会いを提供するのが役割だと考え、見て考えるタイプの作品やドキュメンタリー、華やかでなくとも価値ある作品などを上映しています。大人も子どもも「アートセンターだから見に来たい」と思ってもらえるシアターを目指しています。

映像館ディレクター 大矢 敏さん。

詳細情報

川崎市アートセンター 映像館

住所 川崎市麻生区万福寺6-7-1
定休日 第2月曜(祝日の場合は翌火曜休)
料金 一般2,000円、シネマ会員1,300円(入会金500円、年会費1,500円)ほか
電話 044-955-0107
アクセス 新百合ヶ丘駅 から徒歩3分
Instagram @kawasaki_artcenter
URL kawasaki-ac.jp
備考 スクリーン数1、総座席数113

あつぎのえいがかんkiki

本厚木

厚木市唯一の映画館で、独自の音響にこだわった驚音(きょうおん)上映企画や、幅広い帯域のピュア·サウンドスピーカーなど、音響機器会社が運営する映画館ならではの楽しみ方があるのが特徴。作品は、洋画、邦画、エンタメからドキュメンタリーまでジャンルレスに上映しています。

日本初21インチ重低音スピーカーを採用した154席の「スクリーン1」。ほかにも、コンパクトなスクリーン2(58席)、多方向に伝わる音を堪能できるスクリーン3(112席)がある。
エントランスには35mmフィルム映写機と来場者アンケートを展示。
明るく広いロビー。「kiki」の名称は、運営会社の映像機器システム社の「機器」が由来。

映画館を訪れるのに理由はいらない
ちょっと気になったら、まず足を運んでみて

私自身、多くの映画に触れるなかで、知らない世界に出会い、視野が広がってきたように感じます。映画を見るのに、難しく考える必要はありません。予告やポスターが気になったから、ちょっと時間があるから、そんな風に気軽なきっかけで、映画に触れてもらえたらと思っています。

支配人 ⾦⽊ 翼さん。

詳細情報

あつぎのえいがかんkiki

住所 厚木市中町2-12-15 アミューあつぎ9階
定休日 無休
料金 一般1,900円(オンライン予約1,800円)、kiki会員1,300円(年会費2,000円)ほか
電話 046-240-0600
アクセス 本厚木駅 から徒歩5分
Instagram @atsuginoeigakankiki
URL atsuginoeigakan-kiki.com
備考 スクリーン数3、総座席数324

⼩⽥原シネマ館

小田原

歴史と文化に育まれた小田原の街に、再び映画文化を根付かせたいという思いから、2024年に誕生した街の小さな映画館です。大作に頼らず、幅広いジャンルと独自性で選んだ作品を上映し、映画のおもしろさを発信しています。

シンプルな造りの館内は「昔ながらの街の映画館」の雰囲気そのもの。
路地裏に建つレトロな外観。
開館に寄与した名誉館長たち。左から、俳優の合田雅吏氏(小田原が舞台の映画「二宮金次郎」(2019年)主演)、映画監督の五十嵐匠氏(同映画の監督)、創立者の故・蓑宮武夫氏、俳優の田中美里氏(同映画で主人公の妻役)。

父が願った「街の映画館」
遺志を引き継ぎ、小田原に映画文化の復興を

映画館の復活プロジェクトの半ばで父・武夫が急逝。悩んだ末に父の遺志を引き継ぐことを決意。まさに映画館との出会いが、私の人生を大きく変えました。単なる新規開業ではなく失われた場を取り戻す試みとして、映画のともしびを広げていきたいです。

支配人 蓑宮 ⼤介さん。

詳細情報

⼩⽥原シネマ館

住所 小田原市栄町2-7-30 みのさん第一ビル1階
定休日 火曜
料金 一般2,000円、メンバーシップ会員1,200円(年会費3,000円)ほか
電話 0465-46-6371
アクセス 小田原駅 から徒歩5分
Instagram @odawara_cinema
URL odawara-cinema.jp
備考 スクリーン数1、総座席数43

シネコヤ

鵠沼海岸

商店街にある、ノスタルジックな雰囲気が魅力の映画館です。コンセプトは「映画と本とパンの店」。1階はテイクアウトもできるパン屋のほか、映画受付と喫茶、図書室を併設。2階のシアターでは喫茶メニューを味わいながら映画が楽しめます。

一脚ずつ異なる座席が郷愁感あふれる空間を演出。アンティーク店で探したものやお客さまから譲られた椅子もあるそう。
1階奥の図書室。映画関連本や雑誌など蔵書は3,000冊以上。喫茶+図書室のみ利用も可能(3時間500円+ワンドリンク注文)。
1階で販売されるパンは、神奈川県山北町に工房を持つ「デスチャー」のもの。館内ではスープやドリンクと一緒にいただける。

映画館でもミニシアターでもない「シネコヤ」という唯一無二の集いの場所に

不定期の上映会活動から拠点探しをする中、イメージ通りの旧写真館と出会えました。「映画館でもミニシアターでもなくシネコヤです」と自己紹介するのですが、きっかけは映画でも本でもパンでもOK。ここだけの空間体験を楽しんでもらえたらうれしいです。

代表 ⽵中 翔⼦さん。

詳細情報

シネコヤ

住所 藤沢市鵠沼海岸3-4-6
定休日 不定休 ※詳細は公式WEBサイトをご確認ください。
料金 一般1,800円(同日2本目以降の鑑賞は各1,300円)、メンバーズ会員1,400円(年会費1,800円。同伴者1名まで同料金)ほか
電話 0466-33-5393
アクセス 鵠沼海岸駅 から徒歩3分
Instagram @cinekoya
URL cinekoya.com
備考 スクリーン数1、総座席数22

多彩な映画が楽しめる沿線映画祭

10〜11月に小田急線沿線で開催される
映画祭をご紹介します

小田原駅10月3日(土)・4日(日)

街の呼吸と森の映画祭2026

小田原市街と郊外の森を舞台に、オールナイトで開催される野外映画祭です。今年は「待ち合わせ」をテーマに、小田原の「街」と「森」をバスで行き来する回遊型フェスとして開催。森のアスレチック空間や芝生広場に複数のスクリーンが出現し、移動や寄り道そのものも体験の一部となる一夜に。チケットは10月3日(土)15時まで販売中、小田原駅からシャトルバスあり。

  • ◎会場:小田原市 わんぱくらんど(いこいの森一帯)と小田原の街
  • ◎主催:森の映画祭プロジェクト

下北沢駅10月10日(土)〜12日(月・祝)

第18回 下北沢映画祭

多様なカルチャーを切り口に映画を楽しむ下北沢映画祭。第18回は『ひまつぶし、のようなもの』『ジュンについて』『リンダ リンダ リンダ 4K』『ストリート・キングダム 自分の音を鳴らせ。』ほかを招待上映。さらに、最終日は奥山由之監督をゲスト審査員に迎え、468作品から選ばれた9作品によるコンペティションを開催。

イラスト:福澤 遼。

  • ◎会場:北沢タウンホールほか
  • ◎主催:下北沢映画祭実行委員会

新百合ヶ丘駅10月24日(土)・25日(日)、10月31日(土)〜11月3日(火・祝)

第32回 KAWASAKI しんゆり映画祭2026

「KAWASAKIしんゆり映画祭」は、1995年に川崎市の「芸術のまち構想」の一環としてスタート。映画で街を盛り上げるため、ボランティアスタッフを中心に、“市民(みんな)でつくる映画のお祭り”として続いています。今年のテーマは「映画でみつける新たな世界」。監督や俳優、有識者を招いたトークイベントや講座などが行われます。

  • ◎会場:川崎市アートセンター
  • ◎主催:NPO法人KAWASAKIアーツ・KAWASAKIしんゆり映画祭

小田急多摩センター駅、小田急永山駅11月14日(土)〜29日(日)

第36回 映画祭 TAMA CINEMA FORUM

パルテノン多摩をはじめ、多摩市内3会場で開催される映画祭です。“日本で一番早い映画賞”「TAMA映画賞」、若手作家の登竜門「TAMA NEW WAVE」、邦画・洋画・ドキュメンタリーなど多彩な上映プログラムや関連イベントを実施。映画の“いま”と“未来”が多摩に集います。TAMA映画賞授賞式は11月28日(土)。

広瀬すずさん(第17回TAMA映画賞授賞式より)。

  • ◎会場:パルテノン多摩ほか、多摩市内各会場
  • ◎主催:TAMA映画フォーラム実行委員会
キリコのタクト ~YELL~ オール厚木ロケのヒューマンドラマ 10月2日(金)より新宿ピカデリー他全国ロードショーキリコのタクト ~YELL~ オール厚木ロケのヒューマンドラマ 10月2日(金)より新宿ピカデリー他全国ロードショー

厚木市制70周年記念映画『キリコのタクト~YELL~』

映画『キリコのタクト〜YELL〜』は、厚木市制70周年特別企画劇場映画として制作されました。いきものがかりの名曲「YELL」に着想を得た、音楽を通して希望を教える伝説の音楽教師・原田貴理子と教え子たちの愛と絆の物語です。主演は鈴木京香さん。「あつぎのえいがかんkiki」でも10月2日(金)より公開。

©映画「キリコのタクト~YELL~」製作委員会 配給:KeyHolder Pictures

©映画「キリコのタクト~YELL~」製作委員会

配給:KeyHolder Pictures

※2026年10月1日現在の情報です。最新の情報をご確認ください。
※各店舗とも臨時休業、営業時間が変更になっている場合があります。お出かけの前にご確認ください。