誰かに頼る勇気を持とう 抱え込まない子育て3つのコツ|子育て|小田急沿線情報 ODAKYU VOICE home

誰かに頼る勇気を持とう 抱え込まない子育て3つのコツ

夜泣きが酷くて眠れない。仕事と子育ての両立がしんどい。子育て中のママはいつだって休む暇がありません。「いい母親でいよう」という使命感に駆られて、無理をしてしまうケースも。そこで今回は、小田原駅西口に位置するおだぴよ子育て支援センターにお邪魔し、センター長の岩田さんに育児を1人で抱え込まないことの大切さと、そのコツをお聞きしました。

おしゃべりする時間を楽しもう

ママは、お子さんと一緒にいる時間が多いものです。特に生まれたばかりの頃は、朝から晩までお子さんにつきっきりで、気づいたら丸1日誰とも話さなかったなんてことも少なくありません。お仕事をしていたママの中には、急に社会との接点がなくなったと喪失感が募り、不安になる方もいます。そういったときに夫や両親、友人に、気軽に気持ちを話すことが大切だと岩田さんは話します。「仕事で疲れて帰ってきた夫が眠そうにしていたら相談できない。負担をかけたくない。そういう気持ちはすごくわかるのですが、思いきってその日にあったことを話してみましょう。話すことで不安や悩みが軽減します。私たちの施設にはいろいろな親子が遊びにきていますが、みんなで話しながら、悩みや不安を解消しています。大丈夫、子育ては1人でするものではないのですから」

子どもは1人ひとりみんな違う、成長を褒めよう

お子さんの成長を、同じ月齢の子どもと比べるのは控えましょう。「うちの子はこんなこともできない」などと思わず、世の中の育児情報に振り回されることなく、自分のお子さんの成長を喜びましょう。周囲と比べてしまうと、「どうしてこんなこともできないの?」とイライラが募ってしまうことも。岩田さんは言います。「できないことにイライラするのではなく、自分のお子さんだけを見て、成長したところやいいところを褒めてあげましょう。褒められたお子さんも、褒めたママも嬉しくなり、ポジティブな気持ちで子育てを楽しめるようになります」

子育て支援センターを頼ろう

「誰かに相談するのは苦手……」。そんな子育てママの気持ちをラクにしてくれる環境が、子育て支援センターには広がります。今回、取材に協力してくれたおだぴよ子育て支援センターでは、専門講師を招いての「子育て講座」や生後6カ月までの赤ちゃんだけが利用できる「赤ちゃんDAY」といった子育てママたちの悩みを解消する取り組みを頻繁に行っています。また、妊娠期からも利用でき、生まれる前からいろいろな月齢の子どもたちを間近に見ることができ安心したという声も。保育園情報、保活、預かりのサービス情報を知ることもできます。「施設を利用するようになってママ友ができたり、施設スタッフに悩みを相談できるようになって、子育てがラクになったという利用者の方々のご意見はとても多いです。仕事や恋愛もそうですが、誰かに気軽に話すことで、冷静に物事を見られるようにもなりますよね。気軽に近くの子育て支援センターに顔を出してみることをおすすめします」

※2019年4月23日現在の情報です。最新の情報をご確認ください。
※各店舗とも臨時休業の場合があります。お出掛けの前にご確認ください。