夜泣きにイライラしないステキなママになる工夫|子育て|小田急沿線情報 ODAKYU VOICE home

夜泣きにイライラしないステキなママになる工夫

個人差はありますが、赤ちゃんの夜泣きは生後3ヶ月から、1歳半くらいまで続くと言われます。毎晩夜泣きが続くと、ママの睡眠時間も少なくなり、イライラしてしまうことも。子どもの夜泣きは止められませんが、ママがイライラしない方法はあるはず。メンタルトレーナーの藤代圭一さんに、イライラしない術を教えていただきました。

1.完璧なママにならなくていい

「子どもが泣くのは自然なこと。多くのママはそのことを受け入れています。それでもイライラするのは、夜泣きをするお子さんが原因ではなく、パパや周囲の人に助けてもらえないストレスが原因になっているのではないでしょうか」と藤代さんは話します。これは夜泣きに限らず、これから先のさまざまな育児で起こり得るとのこと。「子どもの行儀が悪いと親のしつけがなっていないと思われる、周囲の人に子育てができないダメ親のレッテルを貼られてしまう……そんな先入観を持っていませんか? それでは周囲の意見に一喜一憂して、気持ちよく子どもと向き合えません。他人の物差しではなく、自分たちの子どもをどう育てていくかを明確にすることで、周囲の意見に惑わされることなく、自分たちの育児ができるようになるはずです」。ひとりでなんでも完璧にできるママなんていません。まずは夫婦で話し合う時間を作ることが大切なのではないでしょうか。藤代さんはこう続けます。「自分たちの子どもをどう育てていくのか指針を決め、パパや周囲の人に頼る方法を模索しましょう」。自分のすべきことを明確することで、肩の力を抜いた子育てができるようになるのかもしれません。まずは、イライラする頻度を減らす方法を夫婦で話し合ってみてはいかがでしょう。

2.ママもパパも心に余裕を持とう

では、具体的に旦那さんとどのような会話をするといいのでしょうか? 藤代さんは言います。「男性は頼られると男らしさを発揮します。逆に、あれして、これしてと頼み事ばかりしていると、勝手に言葉の裏を読んでしまいます」。思ったままにお願い事をしていると、旦那さんは「何もできないダメな人間だと思われているのかな……」と自信を失くしてしまうこともあるとのこと。そこで、藤代さんは、「まずは、帰宅したときや夕食の際に『今日は仕事どうだった』とパパに声を掛けてみることをおすすめします。すると、パパは自分を気にしてくれていることを実感して、『ママは今日どうだったの?』と気遣ってくれるでしょう。人は気持ちに余裕ができると、自分になにかできることはないかと考えるようになります。そうなれば、話を聞いてくれたり、一緒にお子さんをあやしてくれたりします。私の方が大変、私の方が疲れている……と、損得で考えると関係性は悪くなってしまうだけ」。日々の生活の中で、心に余裕を持てる方法を模索していきましょう。

3.自分へのご褒美でイライラを遠ざける

1~2歳ぐらいまでの子どもは、まだママと一心同体だと考えていると言われています。ママがイライラしたり、文句を言ったりしていると、子どもは「そうしていいんだ」と思ってしまい、周囲の人を傷つける子に育ってしまうこともあると藤代さんは言います。「お子さんの成長のためにも、完璧なママを目指すのは危険です。家事、育児のすべてを完璧にこなせるような人はいません。本当に大変なときは、逃げ道があるといいですね」。今は掃除や料理など、家事をサポートしてくれるサービスもたくさんあります。時間と気持ちの余裕を作るために、積極的に利用してみてはいかがでしょう。また、イライラを予防するコツとしてこんな方法も効果的だと藤代さんは言います。「10分くらいの短時間でもいいので、自分の時間を作りましょう。その間に好きな音楽を聴く、大好物を食べる、いつもより5分長く湯船に浸かる、心地いいアロマの香りを楽しむなどして自分を満たしましょう。イライラしているときは呼吸が早くなっているもの。ゆっくりと呼吸するだけでも、イライラを解消する効果があります」。自分がなにをすればリラックスできるのかを知り、イライラしてきたなと感じたら、自分の時間に浸る。すると、少しの時間で効果的にイライラをやり過ごすことができるそうです。自分に合ったリラックス法を探しておいて、イライラしないママを目指しましょう。

※2019年8月20日現在の情報です。最新の情報をご確認ください。
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