湘南の波と遊ぶ 子ども向け「海のスポーツ教室」|子育て|小田急沿線情報 ODAKYU VOICE home

湘南の波と遊ぶ 子ども向け「海のスポーツ教室」

夏といえば海。関東で人気の湘南エリアでは、マリンスポーツを楽しむ人が集います。そんな湘南の地で開催されている「海のスポーツ教室」をご存知でしょうか? 今回は、海を通して体を動かす楽しさを体感できる、子ども向けのスポーツ教室をご紹介します。

アウトリガーカヌーをはじめ、自然の中で体を動かすスポーツ教室

小学校1年生から6年生を対象としたスポーツ教室「江ノ島オーシャンキッズ」。一般社団法人「湘南アウトリガーカヌークラブ」が主催するキッズ専門のクラスです。6人乗りのアウトリガーカヌーや1人用カヌー、2人用カヤックで海に出るなど、江ノ島周辺をメインに活動しています。国内でも珍しいキッズのレース大会を主催するクラブなので、大会に参加してほかのクラブと競い合うことも。そのほか、ビーチを駆け回って遊んだり、波が静かな日は海へ飛び込んだり、シュノーケリングを楽しんだりと、海での活動内容は多岐にわたります。コーチの大半は、カヌー競技やライフセービングの経験者。知識が豊富な大人がそばで見てくれるため、安心してお子さんを預けられます。海に出られない冬場でも、キャンプや登山などを実施。年間を通して自然との調和を楽しむ活動をしています。

社会に出ても役に立つ能力が授業を通じて身につく

6人乗りのアウトリガーカヌーは、全員で息を合わせて漕ぐほど安定し、スピードや進む方向をコントロールしやすくなるのが特徴。サッカーチームがトレーニングで取り入れるほど、協調性や調和性を高めるのに最適なスポーツなのだそうです。江ノ島オーシャンキッズでは、カヌーを漕ぐ前からコミュニケーションがしっかり取れるようなプログラムを行っています。たとえば、砂浜をリレー形式で走るときは、各チームで走り終えたメンバーは、名前や身長の順番など決められたルールに沿って並びます。たとえチーム全員が走り終えたとしても、並べていなければゴールとは認められません。プログラムを通して会話が生まれる状況を作ることで、コミュニケーション能力が自然と身につきます。また、海や山など自然の中で体を動かすことは、室内やグラウンドで運動する以上に、素早い動きなどの敏捷性(びんしょうせい)を高める効果も期待できるのだとか。カヌーに乗らない日でも、運動神経の向上を図るコーディネーショントレーニングを取り入れるなど、成長期の子どもに最適なプログラムが組まれています。

運動が苦手な子どもでも楽しみながら取り組める

外で遊ぶ機会が減少していることから、江ノ島オーシャンキッズでは「もっと外で遊びたい!」という、シンプルな動機で参加する子どもが多いのだとか。ひとつの競技に特化しているわけではなく、自然に触れながらさまざまな活動を行うので、得手不得手にこだわる状況も少ないそうです。運動が苦手な子どもも、あまりハードルを感じることなく楽しめます。全学年合同で活動する日は、子どもが大きく成長するチャンス。違う学年の子どもと関わりながら大人数とコミュニケーションを取るので、最初は遠慮がちだった子どもが「人前ではっきり感想が言えるようになった」「小さい子に優しく接するようになった」など、パパやママから成長を実感した感想をもらうこともあるそうです。外で遊ぶきっかけや自然と触れ合う機会、子どもの成長に繋がる力が身につく場所として、海のスポーツ教室に参加してみませんか?

※2021年6月15日現在の情報です。最新の情報をご確認ください。
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