2026年は「安全対策の強化」などの取り組みを推進
さらに安全で快適な小田急へ
2026年度 鉄道事業設備投資計画
小田急では、より安全・安心かつ便利で快適な輸送サービスを提供するために、毎年設備投資を行っています。2026年度は「安全対策の強化」「サービスの向上」「持続可能な運営体制の構築」の取り組みを推進するため、設備投資を計画します。
安全対策の強化
ホームドアの整備と自然災害に備えた耐震補強等工事
お客さまのホームからの転落や列車との接触事故を防止するため、今年度中に経堂駅、和泉多摩川駅の全ホームでホームドアの使用を開始します(表)。あわせて、激甚化する自然災害に備え、海老名〜厚木駅間の「JR相模線跨線橋」や梅ヶ丘~登戸駅間の高架橋で耐震補強を進めるほか、読売ランド前駅、相武台前駅、座間駅、新松田駅でホーム上家の耐震補強を実施します。そのほかにも、藤沢本町~藤沢駅間の、のり面改修を実施します。また、構造物の延命を図るため継続的に行ってきた新松田~開成駅間の「酒匂川橋梁」の塗膜の塗り替えが完了する予定です。
(表)ホームドアの整備状況と計画
| ①供用開始済みの駅 | 新宿(4・5・8・9番ホーム)、代々木八幡、代々木上原、東北沢、下北沢、世田谷代田、梅ヶ丘、豪徳寺、千歳船橋、祖師ヶ谷大蔵、喜多見、狛江、登戸、町田、相模大野、海老名、本厚木、中央林間、大和 |
|---|---|
| ②2026年度に 供用開始予定の駅※ |
経堂、和泉多摩川 |
| ③2027年度に 供用開始予定の駅※ |
南新宿、成城学園前、鶴川、藤沢 |
| ④2028年度に 供用開始予定の駅※ |
参宮橋、向ヶ丘遊園 |
| ⑤2032年度までに 供用開始予定の駅※ |
小田原線 新宿~伊勢原のうち①~④を除く全駅 江ノ島線 湘南台 多摩線 全駅 |
- ※今後の計画は、自治体からの補助金交付状況や工事の進捗等により変更となる場合があります。
サービスの向上
車両の新造・リニューアルと駅舎改良工事
通勤車両5000形3編成を新造します。加えて、通勤車両3000形3編成をリニューアルし、全車両に車いす・ベビーカースペースを設置するほか、運輸司令所などからリアルタイムで確認できる防犯カメラを搭載します。なお、特急車両は、新型ロマンスカー(80000形)を2029年3月の就役に向けて設計を進めます。
新宿駅では、東京都・新宿区による「新宿グランドターミナル構想」の一環として、「新宿駅西口地区開発計画」により、駅の利便性と安全性の向上を図ります。今年度は、ホーム直上建物の解体・新築工事を進めます。また、鶴川駅と藤沢駅で、地元自治体と連携した自由通路整備事業にあわせて駅舎を橋上化し、回遊性と利便性の向上を図ります。今年度は藤沢駅でホームと橋上駅舎を結ぶエスカレーターとエレベーターの供用を開始します。
持続可能な運営体制の構築
大野総合車両所の移転計画
全車両の検査・修理を行う相模大野の「大野総合車両所」は、開設から60年以上が経過したことから、鉄道事業の安定的な継続と、車両検修体制のさらなる効率化・高度化を目的に、伊勢原~鶴巻温泉駅間に新たな総合車両所の整備を進めます。
ワンマン運転に向けた工事と信号扱い業務の集約化
2030年頃から新宿~相模大野駅間でのワンマン運転を開始し、以後、順次拡大を目指します。これに向けて、運転士が安全な扉操作や出発、案内放送を行うための車両改造を実施するほか、駅ホーム上の監視カメラの映像を列車の運転台へ伝送する仕組みを構築します。また、事故や自然災害による大幅なダイヤ乱れが生じた際に、駅や車両基地で行っている信号扱い業務を、段階的に運輸司令所へ集約するために、システム構築を行います。
詳しくは、小田急電鉄ホームページ内のニュースリリース(5月13日発行)をご確認ください。https://www.odakyu.jp/company/about/news/