小田急線に揺られてぶらり旅
心を癒してくれる駅7選
仕事で疲れたとき、恋人と喧嘩したとき、ふと都会の喧騒から離れたくなる瞬間はありませんか? そんなときは小田急線に乗り込み、着の身着のままに行くぶらり旅もいいものです。今回は、都会で消耗した心を癒してくれる7つの駅をご紹介します。
鶴巻温泉に、温泉はあるの?
駅から歩くことわずか2分、日帰り温泉「弘法の里湯」を発見。さらに1~2分歩くと時間が止まったような静かな街並みが広がり、その中に風情ある温泉旅館が点在しています。むかし来たような懐かしい気分になる家屋や路地。近代的なマンションの向こうには、旅情をそそる風景が広がっていました。
富士山を望む富水は、アートの発信地だった。
酒匂川の河川や湧水など、水が富んでいることから地名が付いたといわれる富水。富士見スポットとしても知られるこの街が、アートの発信地として最近注目されているのをご存知でしょうか。絵心をかきたてられる静かな街の中に、小粒だけれど上質なアートスポットが点在。芸術を身近に感じさせてくれます。
開成は、水辺に憩う町。
開成町は、神奈川県内で一番小さな町。東西が1.7キロメートル、南北は3.8キロメートルと、歩いて回れる広さです。駅を出て、酒匂川に近づくにつれて聞こえてくるのが、田んぼの水路や小川を流れる水の調べ。静かな町の中を水音とともに歩いていると、あまりの心地よさに嫌なことも忘れてしまいそうです。
二宮尊徳を育てた街、栢山。
まきを背負って本を読む姿で知られる、二宮金次郎。後に尊徳と名を変え、農村改革の指導者となる彼が生まれ育ったのが、小田原市の栢山です。自らがコツコツ学んで生み出した工夫や手法をもとに、地元はもちろん、日本のために働いた二宮尊徳ゆかりの地を訪ね、のどかな一日を楽しみましょう。
丹沢の名水が生んだ日本酒とそばを楽しめる街、渋沢
晴れた日は丹沢の山々の稜線がくっきり望める、渋沢の街。その丹沢の雪解け水が湧き出ることから、名水の地としても知られています。この街で明治元年より酒を醸し続けている金井酒造は、蔵の中に井戸を掘り、湧き出る水ですべてをまかなっています。地元の人はもちろん、全国の日本酒好きから愛されています。
伊勢原は、祈りの街。
数千年の昔から、神が宿る霊山として信仰を集めてきた、大山。伊勢原は、その玄関口として知られています。山頂に年中水のしたたる霊木があることから、大山は「雨降山」とも呼ばれます。水を司る神として、農民は雨乞いの願いを捧げ、漁民は海の安全を祈願してきました。
歴史の息吹を感じる街、小田原。
小田原は、北条氏が五代にわたって治めた城下町。江戸時代は東海道屈指の宿場町として多くの人々が行き交い、さまざまな伝統や文化が発展してきました。歴史的スポットの代表といえば、難攻不落といわれた名城・小田原城。城内は四季折々の姿を見せながら、訪れる人に憩いのひとときを届けています。
※2018年5月15日現在の情報です。最新の情報をご確認ください。
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